解決事例
夫からのモラハラに悩んで離婚した事例
女性・20代
- モラハラ
夫に常に支配され、家事の細かいことも何かと注意されてきた。
最初は自分が至らないからだと思い、夫に怒られないよう努力を続けてきたが、夫は常に気に入らないことがあり、いつ怒られるかびくびくする生活になっている。
自分の人格も否定され、疲れ果ててしまった。
離婚したいが、夫からは離婚をする理由はないし、自分が家事をちゃんとやればよいだけだと言われている。
相談後
交渉での話合いは困難であったため、調停を申立て、その中で話し合いを重ねました。
当初、夫は自分に非はないから絶対に離婚には応じないと頑なな態度でしたが、回数を重ねる中で、妻の離婚の意思が強いことを理解し、最終的には無事に離婚が成立しました。
弁護士ポイント
夫からのモラハラに悩むケースでは、夫婦間で上下関係ができてしまい、夫は、妻を意のままにコントロールできると思っていることが多いです。
そのため、妻が離婚したいと言っても、従順だった妻がそんなことを本気で考えるはずがない、説得できる、謝れば元に戻れると考え、なかなか本気に受け止めてくれません。
そして、これまでの関係性から、一対一で最後まで頑張ることはとても難しいです。
このようなケースでは一緒に伴走してくれる弁護士の存在は重要ですし、第三者が入ることで、ご自身も冷静に考えられるようになるというメリットもあります。