調停を申し立てられたら
「配偶者と別居しているが、離婚の話合いが進まない中で、突然、裁判所から、調停期日の呼出し状が届いた。日にちも勝手に指定されているが、行かなくてはいけないのか、どう対応すればよいのか。」というようなご相談はよくあります。 1.答弁書の準備 まず、封書の中には、答弁書等返送が必要となる書類が入っていますので、そちらを期限までに作成して...
悪意の遺棄
1.悪意の遺棄とは 裁判上の離婚原因として、「悪意の遺棄」(民法770条1項2号)があります。 「悪意の遺棄」とは、正当な理由なく、同居・協力・扶助義務を履行しないことをいうとされています。例えば、同居を拒否したり、生活費を支払わない場合等です。 ちなみに、同居・協力・扶助義務というのは、民法752条に、「夫婦は同居し、互いに協力し扶助しなけれ...
強度の精神病
1.民法770条1項4号と同条2項の関係 民法770条1項4号に、法定離婚理由として「配偶者が強度の精神病にかかり、回復の見込みがないとき」が揚げられています。 「強度の精神病」とは、婚姻の本質である夫婦の相互協力義務が十分に果たし得ない程度に達している場合とされています。 また、「回復の見込みがない」ことも要件とされていますので、その判断...
内縁の不当破棄
1.内縁とは 内縁とは、婚姻届けは出していないが、二人の間に夫婦同様の共同生活を営む合意があり、その合意に基づいて実際に共同生活を営んでいる関係をいいます。 2.内縁の法的保護 昭和33年4月11日付最高裁判決において、内縁は、「婚姻の届出を欠くがゆえに、法律上の婚姻ということはできないが、男女が相協力して夫婦とし...
面会交流の間接強制
監護親が非監護親と子どもとの面会交流を決められたとおりに実施しようとしない場合、その後の手段として、間接強制が認められる場合があります。 1.どういう場合に間接強制ができるのか (1)特定の有無 平成25年3月28日付最高裁判所決定において、非監護親が面会交流を命じる審判に基づき監護親に間接強制決定をすることができ...




